東淀川区上新庄駅近くの放課後エジソン児童発達支援・放課後等デイサービス代表の舩曳です。
コグトレは、「単語だけ知っている」「本を読んだことがある」「以前の放デイでもやっていた」と聞くことがあるのですが、
「本当の意味でコグトレを学ぶには、スタッフが分かっている人でないと難しい」
という特徴があります。
今回の写真は奇跡的なタイミングで撮れたものなので、そこはご理解ください。
コグトレ、今回は短期記憶、転写記憶の促進についてですが、
1.準備段階(周りに他の刺激物がない状態にする、当然回答するものも手元にない(記憶時間と記憶したものをアウトプットする時間を完全に分離する)
2.課題の提示(お子様にとっては記憶に全エネルギーを注ぐ時間)
3.紙等が手元に来て、アウトプットする時間
と分かれます。
なぜ厳密に分かれているかというと、お子様は、どれだけ「いいというまで紙に触っちゃダメだよ」と伝えても、これまでの積み重ねで「失敗したくない」「恥をかきたくない」と感じると、ほぼ100%紙に何かしらの手がかり、いわゆる”印”をつけようとします。
これを防ぐのが子どもの前に、どのタイミングで何を提示するかという順番なのですが、コグトレトレーニングを実際やったことがあるスタッフでないと正直混乱します。
スタッフもミスしたくないので、先に紙をお子様の手元に置いてみたり、マス目に印を描こうとするお子様を止めることまではしなかったりします。
実はこれは人間の発達段階や、学齢期や年齢をちゃんと理解していると、そのお子様が「我慢できることと出来ないこと」「待てることと待てないこと」の区別がつくようになりますが、やったことがないと、どうしてもそこが曖昧になります。
先延ばしにしたり、厳密な意味での「トレーニングが難しい状態」が生まれるのです。
それでもやらないよりはマシだとは思いますが、本当のコグトレには、スタッフのトレーニングだけではなく、場所(刺激がない)、時間、タイマーなどのアイテム、子どもの自制心がどの程度なのか把握など、準備段階で考えることがたくさんあります。
放課後エジソンでは、私はもとより、これらのことをスタッフにも共有していますので、ご安心ください。
ちなみにコグトレ自体、言語になる前の知能にアプローチしているため、非常に効果的な知能育成トレーニングであり、「学習に乗らない子どもでも取り組みやすい」知能育成トレーニングです。
学習に乗れないけど、何かしら光るものがある全てのお子様に、このコグトレは提供していますので、そういったお子様への関わりに悩んでいる保護者様は、今すぐご相談ください。
11月中には児童受け入れ枠がなくなってしまう可能性が高いのと、今週中におそらく月曜日の受け入れ枠がなくなってしまいます。
意外に学力がそこまで高くなくても、「後の世の天才」と呼ばれるお子様はそういったところにたくさん居られるため、お子様が天才だと思う保護者様は、ご相談ください。
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