東淀川区上新庄駅近くの放課後エジソン児童発達支援・放課後等デイサービス代表舩曳です。
僕が心理畑出身のためか、保護者からご相談頂く内容が、「子育て関連」、特に「適切な子育てとは?」というご相談が非常に多いです。
大体どこの保護者様も同じ悩みをお持ちのようですので、ここに一つの考え方を書いておきます。
1.その行動は子どもにしたい、もしくはしなくてはいけないニーズがあるのか?
例えば、家に帰ってきたら学校の宿題をする、夜定時になったら眠る、怒っても癇癪を自分で抑えてくれる、奇声を発しないなど、保護者からしたら、直してほしいお子様の行動があるかもしれません。
保護者の望む行動はもしかしたらお子様からしたら全くニーズがないことなのかもしれません。
帰ってきて、Wi-Fiも繋がっているタブレットやSwitchがあれば、真っ先にゲームやYoutubeを見ようとすることは、お子様がしたいことです。
帰ってきて宿題をしなくてはならないというのは、「そうしなくてもいいこと(あくまでお子様視点で)」となります。
となると、「したい気持ちが勝ちますので、保護者から見たら望ましくないタブレットやSwitchに近づいて行きます。
また感情のコントロールは、「そのやり方を知らない」という可能性があります。
テレビでゴルフ番組を見ていても、スイングがうまくならないのと一緒で、やっぱり「やってみて初めて学ぶこと」も存在します。
2.お子様にとって理解出来るタイミング、指示か?
上記のニーズがあったとしても、最後に書いた「行動のやり方を知らない」という場合も一定存在します。
感情の高ぶり、帰ってきたらすぐYoutube、一度確立した行動様式を発達の遅れや偏りがあるお子様に急に「今日からこうするのよ」と伝えても、「したい気持ち」だけではなく、「既に確立された行動パターン」からも、タブレットやSwitchに向かう方が「これまでやってきて、満たされたことが分かっているので、そうする理由がお子様にはある」のです。
そこを変えるためには、お子様がそうしようと思ったタイミングで、タブレットやSwitchは既になく、先に宿題やすべきことをしないと出てこないというルーティンを入れ込む必要があります。
歯磨きと一緒で、「食べた後は歯を磨かないと気持ち悪い」というレベルにまで達したら、その後はルーティンとして、やっていく可能性が高まります。
そのためには「お子様がそれをしようと思ったタイミングで」、なおかつ「声ではなく、視覚情報で」提示する必要がある、のです。
よく見る保護者様の間違った対応で、「声のトーンを上げる」「叱る」という行動様式で対応されている方も見かけますが、そうされたお子様は「より高いテンションで対応しないと要求を聞いてもらえない」ため、癇癪という誤った行動パターンで応じることが多いのです。
発達の遅れ、偏りがあるお子様にとって「音は雑音でしかありません」。
そのため、面倒でも視覚情報に置き換える、例えば「指でしーっとする」だけでも癇癪を起こしていたお子様が、言われてきた意味を理解すると言うことはたくさん見てきました。
3.まるっと代行してもらえないの?
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
お子様の支援は実はデリケートで、保護者だけで行うととても大変だったりします。
最初に誤ったルーティンを獲得してしまうと、その後の修正が大変です。
そのため、児童発達支援や放デイを使うことには意味があります。
要は上記のとても手間がかかることを公費を使って、お子様をよいように学習をして家にお返しすることが可能です。
放課後エジソンを使ってよく聞く声が
・遊びや興味の幅が広がった。
・以前は入らなかった注意が、注意をしても入るようになった。
・先に宿題やすべきことをして、よいルーティンを獲得して帰って来るようになった
という声。
お子様たちにとってもご家庭では褒められたり、受け入れられることも増え、いいことづくめです。
またエジソンでの活動も楽しんでくれています。
いやいや来させられているお子様は一人も居ません。
ということは保護者様も、お子様も低コストで「すべきことを先にする習慣を手に入れ、お互いがハッピー」という状況を提供しているものとなっています。
ただ療育なので多少のお時間はいただきます。
順番通りにしていますので、どのスタッフが対応しても、このエジソン内でのルーティンを獲得することが可能です。
今児童発達支援(3~5歳)の枠が少しだけ空き枠あります。
東淀川区内では、柔軟に対応しておりますので、お気軽にWeb問い合わせか、電話からご相談ください。